鉱山が閉鎖!

2016年10月29日

10月29日
先日、大町青年会議所が主催する公開事業に参加しました。
夕張再生の会の代表が、地域のあり方や問題点を提議します。
信州の片田舎にある、大町市・北安曇郡の町村も、そう遠くない時期の課題であることを突きつけたひとときでした。
・・・北海道夕張市が破綻したときの人口は1万3千人ほど。
それが10年経った今、9千人を割り込むそうです。
しかも、就労人口のうち800人は市外に住居を構え、夕張市職員も例外ではないそうです。
これは各種の税金や上下水道使用料金の市民負担がすこぶる大きいためだといいます。
また、義務教育においても教科書ひとつ買い与えることができず、タブレット端末を貸与して授業を行なうのだとか。
そのため子供たちはタブレットを持ち帰ることもできず、予習もできないそうです。
無論コピーも勝手にできないので、復習するには手書きで写すのだとか・・・
医療費は高齢者向けの負担だけではなく、乳幼児の負担も大きいといいます。
もともと夕張は炭鉱で栄えた街。
炭鉱で働く人たちは収入も良く安定していたため、酒場なんかでも羽振りが良かったそうです。
それ故、農家をはじめとした地元のひとたちとの間には、溝ができていました。
鉱山が閉鎖!
国のエネルギー施策の転換で、鉱山は閉鎖となります。
夕張市は一気に産業をもぎ取られてしまいました。
今では夕張メロンの産地として全国に名を馳せていますが、
それを支えているのは農家のみなさんだったのです。
産業の衰退と人口流出・・・
決して、対岸の火事ということではないように思います。
夕張に見られる状況は、国内の地方都市どこでも起きつつあります。
現に・・・
大町市の場合、県内でも一番高齢化率が高く、
2040年には消滅してしまう「市」の県内TOPになっているのですから。
いろんな意味でのまちおこし・・・
スポーツや食や芸術や文化、世界遺産・・・
でも最終的には産業、「生業(せいぎょう・なりわい)」ではないでしょうか?
生活の糧を稼がないと、生活も安定しない・・・
20代30代のみなさんが安心して住まわれる地域であること。
これが人口流出を食い止める最善策・・・
とはいうものの抜本的な策が取れていないことが課題です。
当社は建設というカテゴリーを愚直に営み、
技術を、実績を蓄積することで地域に貢献していると信じて進んでいます。
今日はちょっと重たい切り口でした。
2016-10-29-06-30-12
(写真:深まる高瀬渓谷の紅葉。自然の美しさも地域の財産なんですよね。筆者撮影)
さて・・・
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