ブザーが鳴って振動実験が

2016年04月20日

4月20日
改めて、地震の脅威を感じます。
被災され今なお多くの避難生活を余儀なくされている方々を思うと胸が痛みます。
今朝のニュースで、鉄筋コンクリートの建物が「倒壊の危険あり」として赤紙を貼られた・・・とありました。
住人の話として紹介されたのは
「最初の地震のときはなんとも無かった。その後の余震で、あちこちに小さなひびが入り、次の大きな地震で大きなひびが入った。そしてその後の大きな余震のたびにひび割れの範囲が広がっている。」というものでした。
そのとき、頭をよぎったことがあります。
パナソニックの開発秘話、坂本先生(元東京大学名誉教授)の話です。
坂本先生は地震と建物の構造についての第一人者(当時)で、振動実験台に本物の住宅を建て、実験するところに立ち会った人です。
そのとき開発に携わった久門さん(当時設計責任者)から、聞いた話を紹介します。
実験に使用するのは、
モデルハウスにも使う親子4人の世帯が暮らせる、施工面積38坪の2階建て戸建て住宅。
振動データは、阪神淡路と同じ直下型地震の振動で、震度7クラスの地震が5回来たと想定する方法で行なわれました。
そのとき・・・
坂本先生からは次の言葉があったのです。
普通は大きな地震に遭うと、どこかに損傷が出るものです。
従って、1回揺らすごとに構造体以外の補強されている部分を取り外し、損傷したとして再度実験しないと意味が無い。
・・・ということで、毎回揺らすごとに色んな部材・補強材を取り除きました。
2回、3回、4回と実験するたびに、どんどん筋交いや補強材が取り払われます。
4回目の実験を終えたとき「これ以上筋交いを外すと倒れてしまいます…」という悲痛なパナソニックの開発者たちの言葉を尻目に、坂本先生は「倒れないと実験になりません。残っているところを外しなさい。」と、指示されたそうです。
渋々、言われたとおりに作業をし、ついに5回目の実験・・・開発者たちは固唾を呑んで見守ります。
誰しもが「もう、あかん…。倒れるぞ」と思っていたといいます。
ブザーが鳴って振動実験が始まります。
建物が大きく揺れます・・・ガタガタと音を立てて。
ところが・・・
誰もが倒れると思っていた建物が、倒れず残っていました。
坂本先生は一言、「倒れないと実験にならないんだ。面白くない。」と仰せになったとか。
家族を見えないところから見守ってくれる構造体
それがパナソニック地震に強い家テクノストラクチャーの構造です。
実物大振動実験で得たデータを元に、
パナソニックがお客さまのマイホームが耐震等級3相当であることを一棟一棟保証します。
2016_04_20_大町西小 (大町市内の小学校。満開の桜を見ながら昼食会も行ないます。撮影・福島佐智夫さん)
耐震等級3相当・・・地域防災拠点の消防署や病院・学校に求められる強さです。
パナソニック地震に強い家テクノストラクチャー
モデルハウス安曇野
本日は休館日。
明日からは週末もご見学いただけます。
朝10時オープンです。

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